2016年4月25日

4月25日 天災は与党への追い風?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

衆院補選 北海道は与党辛勝 京都は民進党
第3次安倍政権が発足して初の国政選挙となった衆院の2つの補欠選挙は24日投票、即日開票が行われた。与野党が激突した北海道5区は自民党新人の和田義明氏(44)=公明、こころ推薦=が、無所属新人で野党統一候補の池田真紀氏(43)=民進、共産、社民、生活推薦=を破り初当選を果たした。「自公」対「野党共闘」の接戦を制し、7月の参院選に弾みとなった。

安倍首相が衆参ダブル選挙は見送ると明言したことで、選挙の争点は参院選一本に絞られました。衆議院選挙を行わない理由としては、熊本地震の復興を優先するためですが、この判断は実に妥当だと思います。
ものすごく不謹慎であることを承知の上で話を進めますが、今回の震災は与党にとって追い風になったと個人的に考えます。仮に政権交代が起きた場合、新政権はこれまでの体制を変革する訳ですから、震災復興以外の事にもエネルギーを使わなければなりません。それであれば、大改革の必要がない現政権に継続して政治を任せ、復興に集中してもらった方が良いという考え方が成立します。参議院で与党が大敗し、ねじれが生じる可能性は低くなったのではないかと見ます。
震災が追い風になるという私の考えはいったん横におき、昨日の北海道の補選を振り返ると、与党にとって警戒を強める結果となったのではないでしょうか。野党共闘が一定の成果を上げた票数の差だったという見方もできます。無党派層の行方が大きな流れを決める可能性を残しており、サミット後のメディアは参院選の話題一色になりそうですね。

(ナカモト)

野党共闘・・・政権与党に対し、国政選挙などで野党が結束して協力しあうこと。09年衆院選で、当時の自公連立政権に対し、民主は社民、国民新などと選挙協力を行い、単独で308議席を獲得して政権交代を実現した。