2016年2月29日

2月29日 運転手がいなくなる時代が来る!?

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マツダ ミニバン事業撤退 
マツダは2017年をめどにミニバンの開発・生産事業から撤退することを決めた。多人数が乗るクルマとして多目的スポーツ車(SUV)の人気が世界的に高まっており、ミニバンの経営資源をSUV事業に割り振る。三菱自動車も小型SUVや電気自動車(EV)に今後は注力していく。トヨタ自動車など大手はほぼ全車種をそろえて拡大を続けるのに対し、中堅自動車メーカーでは車種を絞って得意分野に集中し、生き残りをかける動きが広がりつつある。

マツダがミニバン事業の撤退を決めましたが、その背景には何があるのでしょうか。マツダの海外での主な販売先としてロシアが挙げられます。ウラジオストクでロシアの自動車大手と合弁会社を設立し新型エンジンを開発するなど、ロシアの販売に力を注いでいます。ところが原油安によってロシア経済は大打撃を受けているため、ロシアでの需要減が今後の戦略に影響を及ぼしていることが想像できます。もちろん、国内でのミニバンの販売が他の車種に比べて振るわないこともあると思われます。マツダは2015年に「ロードスター」、2014年には「デミオ」で日本カーオブザイヤーを受賞しているから、ミニバン以外を得意としていると見る事ができます。
マツダのみならず、日本の自動車業界が懸念していることの一つが2月に入ってから急激に進んだ円高です。この流れの行方はまだまだ不透明で、円安の恩恵で利益を上げていた2015年とは市場環境がすっかりと変わってしまいました。
また、今後10年は大きなテーマとなるであろうと言われているのが「自動運転」です。特に米グーグル社が開発に意欲的ですが、もしもグーグルが自動運転の主導権を握った場合、自動車メーカーがグーグルの下請けになってしまう可能性があります。自動車の生産以外の業界では、運転手が不要となる社会になった場合、バス会社やタクシー会社では現行の雇用体制が崩れてしまう懸念があります。「トータルリコール」(1990年アメリカ)などSF映画では夢の技術として描かれることもある自動運転ですが、実際の自動運転導入には法整備など大きなハードルが多々残されています。

自動運転車・・・人間の運転なしで自動で走行できる自動車である。英語では「autonomous car」と表記される。その他「ロボットカー」「UGV (unmanned ground vehicle)」「ドライバーレスカー (driverless car)」「self-driving car」などとも呼ばれているなど。