2016年2月22日

2月22日 日米の民主主義の違い

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アメリカ大統領選 候補指名争い第3戦 
20日、米大統領選は候補指名争いの第3戦があった。ネバダ州の民主党の党員集会でヒラリー・クリントン前米国務長官(68)、サウスカロライナ州の共和党の予備選ではドナルド・トランプ氏(69)が勝利。3戦とも上位に食い込めなかった共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は撤退を表明。

アメリカ大統領が選出される過程は、日本の総理大臣のそれと大きく異なっています。本番は11月なので、約10か月の時間をかけて、各候補者が全米中を飛び回り、有権者の前でスピーチを行います。日本の場合は国会内の投票で総理大臣が指名されるため、アメリカの方が民主主義の色が強いと言えます。ローマ法王がトランプ候補の発言を批判したりと、世界最大の経済大国であるアメリカの大統領選挙は自ずと世界中から注目を集めますが、11月の結果はどうなっていくのか見ものです。
3月1日は大規模な集会や選挙が重なる「スーパーチューズデー」ですが、日本では選挙は日曜日に行われるのに対し、どうしてアメリカでは火曜日に選挙が行われるかご存知でしょうか。アメリカではキリスト教徒が多く、日曜は安息日に当たります。また建国当時、国土が広いアメリカでは投票所まで馬で移動しても1日がかりになるようなケースも多々ありました。仮に月曜が投票日だとすると、日曜に家族と休息することができません。そこで「日曜は休み、月曜に移動し火曜に投票をする」という慣習が出来上がりました。
アメリカもそうですが、1月に総統選挙が行われた台湾なども選挙と言えば一種のお祭りムードのイベントです。日本において政治的無関心が増え投票率が上がらないのは、総理大臣を直接選べないのが原因の一つかもしれません。もしも、国民が直接国の代表を選ぶような制度が出来た場合、憲法を変えることに懸命な安倍首相が選ばれる可能性は低いのではないかと個人的には予想します。

(ナカモト)

スーパーチューズデー・・・アメリカ合衆国において、大統領選挙がある年の2月または3月初旬の一つの火曜日を通常さす。その日は多くの州で同時に予備選挙・党員集会(以下、しばしば予備選挙として総称)が開催され、一日で最大の代議員を獲得することができる日。