2018年7月3日

7月3日 和牛、引っ張りだこも…熟さぬ輸出環境 !

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和牛、引っ張りだこも…熟さぬ輸出環境
  
「ランチは2人を除くと全員外国の方です」。6月26日、ステーキみその神戸本店(神戸市)店長の安藤哲矢(46)は店内を見渡しこう話した。インドネシアから訪れた男性は「これを食べるために日本にきた」とブランド牛の神戸ビーフを使った2万円を超えるコースをぺろりと平らげた。外国人が多く訪れる神戸発祥の神戸ビーフは海外での知名度が高い。観光客だけではない。6月中旬、白衣を着た約50人の米国人が神戸中央市場を視察した。(日本経済新聞より)

世界的な和牛人気の高まりを背景に、食肉各社が和牛の輸出拡大を進めている。伊藤ハムは食肉処理施設を増やし欧州やアジア向けを中心に輸出量を2019年に17年比で1.5倍に伸ばす。卸大手のスターゼンも海外企業と共同で販路を開拓し、輸出を20年に17年実績の2倍にする。少子高齢化で国内市場は縮小しており、さらなる成長へ輸出に活路を見いだす。しかしながら、和牛の生産量は限られており今後生産量を確保することが問題となってくると思われる。

(永塚)

神戸ビーフ・・・日本のブランド和牛の一つ。兵庫県産和牛の但馬牛を、ブランド認定団体である「神戸肉流通推進協議会」の登録会員(生産者)が肥育して、兵庫県下の食肉センターで肉に出荷した未経産牛・去勢牛のうち、枝肉格付等が厳密な基準に達したものが「神戸ビーフ」を名乗れる。神戸ビーフの定義は昭和58年9月に神戸肉流通推進協議会によって定められ、その後、改定が行われた。14年7月8日、欧州連合(EU)に初めて輸出されることとなった。