2018年3月5日

3月5日 製薬会社の活路

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世界の製薬大手、大型新薬を中国へ 規制緩和追い風

世界の製薬大手が大型新薬を中国市場に相次ぎ投入する。2017年までの規制緩和で当局の販売承認を得るまでの期間が1年以上短くなり、世界2位の市場がさらに拡大する見込みのためだ。小野薬品工業などが開発した抗がん剤「オプジーボ」といった高度な薬の発売が続く。開発拠点の設立も増えており、高齢化や所得増で高額な薬の需要が伸びる中国の医薬品市場の争奪戦が激しくなりそうだ。(日本経済新聞より)

製薬会社は非常に苦しい状況が続いています。膨大な額の研究開発費がかかり、研究開発費をかけたとしても度重なる試験をクリア出来るかどうか分からない新薬品を作るという非常にリスクが高い仕事をしています。日本では武田薬品工業やアステラス製薬等が中国に進出している会社として挙げられます。中国は高齢化や所得増で高額な薬の需要が伸びる予測がありますし、中国政府としても度重なる時間がかかる薬品の承認や複雑な流通形態を解決しようと計画立てています。中国では海外ブランド名を冠したにせ薬の横行が問題になってはいますが、日本の製薬会社としては、これからの市場がある中国に活路を見い出せたのでしょう。私個人の意見としては高齢化や所得増を見込めるのは日本も同じです。やはり、ジェネリック等の後発薬以外にも、高額な薬品を庶民でも買えるようにする仕組み作りを整える課題を見過ごさないで頂きたいと考えています。

(稲葉 大輔)

後発薬・・・新薬の特許期間終了後に製造・販売される、化学的には同じ成分の医薬品。俗にゾロ品ともいう。ジェネリック薬。