2018年1月12日

1月12日 どうなるコロプラ?

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コロプラ株 一時22%安 任天堂の提訴で業績懸念

11日の東京株式市場でコロプラ株が急落し、一時、前日比22%安の955円まで下げた。前日の取引時間終了後に、任天堂が特許権侵害で東京地裁に同社を提訴したと発表。業績への影響を懸念した売りが個人投資家を中心に出た。任天堂はコロプラの主力スマートフォン(スマホ)ゲーム「白猫プロジェクト」の差し止めと、44億円の損害賠償、遅延損害金を求めている。任天堂は「タッチパネル上で操作する際に使われる技術など、5件の特許権が侵害された」としている。同社が国内で特許権侵害について提訴するのは初めて。

恵比寿ガーデンプレイスに本社があるため、ご近所さんとして少し親しみを感じていたコロプラですが、大ピンチに陥っているようです。任天堂法務部と言えば、数々の訴訟でことごとく勝訴しているとされ最強伝説が語られるような存在です。その最強法務部と争うとなると、コロプラ陣営も戦々恐々としているかもしれません。任天堂法務部の都市伝説(?)の中で個人的に好きなのは「ドンキーコングはキングコングのパクリ裁判」です。アメリカのユニバーサル社から訴えられたものの、キングコングにはそもそも著作権がないことを証明した上、逆にユニバーサルがライセンスを持っていた「ゲームソフトのキングコング」は任天堂のパクリであることを裁判所に認めさせて圧勝したという話です。まるで社会派小説のようですが、裁判の傍聴は最高のエンターテイメントと評価する方々もいらっしゃいますので、事実はもっとドラマティックなんでしょうね。余談ですが、先日コロプラ法務部が「訴訟対応経験者」の求人広告を出していたようです。実際に採用できたのかは不明ですが、もしも入社した直後に最強クラスの敵を撃破する法務マンとなったら、コロプラはその方を主人公のモデルに新作ゲームを作れば話題をさらう事は間違いなしですね。

(ナカモト)

コロプラ・・・オンラインゲームの開発・運営会社。創業者の馬場功淳が2003年より個人サイトで提供してきた位置情報ゲーム「コロニーな生活」の運営組織を法人化し、08年に設立。以降、同ゲームを軸にした他業種企業との業務提携や、携帯端末向けゲームの開発などを進め、10年に位置情報ゲームプラットフォーム「コロプラ+」(現コロプラ)の提供を開始。11年にスマートフォン向けゲームアプリの開発・運営に参入して急成長を遂げ、12年、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。