2018年1月9日

1月9日 運送業界の転換期

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西濃運輸、法人運賃10%値上げ
セイノーホールディングス傘下の西濃運輸は2018年度中に法人向けの基本運賃を引き上げる。同社がトップシェアを握り、企業間物流の基幹サービスとなる東京―大阪間のトラック定期便で10%程度の値上げとなる。運転手確保のための値上げは宅配便が先行するが、トラック輸送の8割を占める企業間物流にも波及。中小企業など幅広い荷主に影響しそうだ。

アマゾンエフェクトによるヤマト運輸の取引撤退から始まり、運送業界では運賃値上げが相次いでいます。また、業界全体の慣習も改善の方向に行きそうです。長時間労働とサービス残業が常態化し、従業員の待遇改善をしないと企業が存続していくには無理があると踏んだのでしょう。最近の人手不足が深刻化している業界は、福祉、建設、運輸、警備です。どの分野も、労働がきついのにも関わらず賃金が安いと言われていますね。ブラック化の温床にもなっているようです。運送業界のシェアは圧倒的にヤマトと佐川でした。西濃や福山等は企業間でのまとまった量の配達を低額で提案するプランが充実しており、個人間の配達には力を入れていなかったのですが、今の通販やオークション等の使用配達業者で名を連ねる事も珍しくありませんね。筆者の意見としては、西濃運輸は特に、再配達届に日にち指定が無い等の個人間での配達サービスに穴があるので、この機会にサービスの充実も図って頂きたいです。

(稲葉 大輔)

アマゾンエフェクト・・・アマゾンがあらゆる企業・産業をのみ込むことを意味する造語。