2018年1月5日

1月5日 投資はあくまでも自己責任で!

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仮想通貨リップル 時価総額2位に

仮想通貨リップル(XRP)の相場が急上昇している。1XRP=4ドル(約450円)前後と、ここ1カ月で約15倍に値上がりした。時価総額ではイーサリアムを抜いて仮想通貨の2位に浮上し、首位のビットコインの約6割に迫っている。銀行間送金に活用されるとの期待から個人投資家の資金が流入している。

「ご祝儀相場」となった株式市場の大発会があった1月4日、仮想通貨市場ではリップルという通貨が爆騰しました。昨年の仮想通貨取引の活況が2018年も続くのでしょうか。急激に上がったものが持続するとは私には考えにくいのですが、保有通貨の急騰こそが仮想通貨投資の醍醐味と感じている人も多いでしょうから、儲けを得た人には大興奮の1日だったことでしょう。2018年は仮想通貨で得た利益に対する課税という難題が当局にはありそうですが、儲けを得た人はきちんと確定申告をした方がトラブル回避の観点で得策でしょう。
ところで、仮想通貨についてはメディアもまだ情報が整理できていないのかなと感じます。日経新聞の記事に ”昨年12月半ばに日韓の金融機関がリップルのブロックチェーン(分散台帳)技術を使った送金実験に乗り出すと伝わり、上昇基調を強めた” という文があったのですが、厳密に言うとリップルはブロックチェーンではありません。仮想通貨オタクが見たら揚げ足を取りに行きたくなるような間違いです。仮想通貨取引用の口座を開設した人が100万人を超えたようですので、そのうち間違った情報で損をする人も出てくるでしょう。正しい情報を流すよう新聞等のメディアの責任は強くなるでしょうが、投資はあくまでも自己責任ということも自覚したいものです。

(ナカモト)

ブロックチェーン・・・金融取引などの記録をコンピューターのネットワーク上で管理する技術の一つで、インターネット上の複数のコンピューターで取引の記録を互いに共有し、検証し合いながら正しい記録を鎖(チェーン)のようにつないで蓄積する仕組みである。「分散型台帳」ともいわれる。記録を共有し、検証し合うので、記録改ざんや不正取引が防げる。取引記録を集中管理する大規模コンピューターが不要なため、運営コストが割安なのが特徴である。元々は仮想通貨「ビットコイン」の取引を成立させるために開発された技術であるが、金融にIT技術を活用するフィンテック分野を中心に応用が模索されている。