2017年12月11日

12月11日 ヤマト運輸の苦境のしわ寄せ

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「ゆうパック」年末危機 ヤマト値上げで殺到

「ゴルフバッグの送料は往復で820円上がった。嫁に怒られる」。ヤマト運輸や佐川急便が10~11月に相次ぎ実施した宅配便値上げが家計を直撃している。その分、来年3月まで料金をすえ置いている日本郵便「ゆうパック」に日本中の荷物がシフトしている模様。だが日本郵便も喜んではいられない。

先日の記事でも触れましたが、日経MJが選んだ今年のヒット商品番付の横綱は「アマゾン・エフェクト」でした。アマゾンが仕掛けた流通革命により、利便性は増したものの運賃の値上げを余儀なくされるという状況を引き起こしました。特に日経新聞では、「宅配クライシス」というサブタイトルで「クロネコヤマト」のヤマト運輸の苦境を報じておりました。ヤマト運輸は主にドライバーさんに対する未払い残業代の支払を行うと発表し、経営を圧迫しているのでしょうが、それは企業の問題であって消費者への提供価格を上げる理屈としては納得感があるものかと。東電の福島原発事故の際にも、東電の人的ミスのしわ寄せを消費者が被った経緯があります。消費者の注意とは別のところで値上げをされていてはたまったものではありません。クロネコヤマトはメールで事前に配達日時を確認するサービスを用意してありますが、その利用者には優遇特典を厚くするなど知恵と工夫の余地は残っているハズです。経営が難しいのは運輸業界だけではないと私は考えます。

(ナカモト)