2017年11月13日

11月13日 キャッチコピーの重要性

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吉野家HD 晩ご飯の充実で目指す千客万来

吉野家ホールディングスが、主力業態の吉野家で夕食メニューを強化中だ。アルコールを提供する「吉呑(の)み」などの効果で客単価の引き上げには成功したが、月次ベースの既存店売上高はなかなかプラスが定着していない。メニューの魅力を高め、鬼門になっている夜間の来店客数を増やす狙いがある。

企業のキャッチコピーは時にその企業の経営理念を表現すると私は考えています。コンビニを例に出すと、「セブンイレブン、いい気分」「街のホットステーション」「あなたとコンビにファミリーマート」この文言で、そのコンビニがどのような店の雰囲気作りに取り組んでいるか分かります。セブンイレブンは、単価はちょっと高くても高品質で、買ったあとにいい気分になってしまうような商品が多い気がします。私の脳がキャッチコピーに支配されているということでしょう。そして、牛丼業界ですが、松屋のキャッチコピーは「みんなの食卓でありたい、松屋」で、吉野家は「安い、早い、旨い」です。この差が、売り上げの差になっていると私は考えています。どういうことかというと、松屋と吉野家では、商品のラインナップに差があるのです。松屋はキャンペーンメニューの更新頻度が高く、顧客の舌を飽きさせません。まさに「食卓を目指している」という印象です。対して、吉野家は牛丼の提供には自信があると思いますが、その他のメニューに飽きが来てしまいます。近年、店舗の業態を変え、牛丼以外のメニューに力を入れる戦略を取り始めましたが、巻き返しが始まりそうです。さて、自分が勤めている企業のキャッチコピーや最大の売りを一言で表現すると何か?という見直しは意外と重要かもしれません。

(ナカモト)