2017年11月7日

11月7日 市場を切り開いていく中堅企業

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「新市場」「ニッチ」で成長 中堅上場ランキング

日本の中堅上場企業が将来の成長の原資となる、現金を稼ぐ力を高めている。日本経済新聞が売上高100億円以下の上場企業の営業キャッシュフロー(CF)を調べたところ、伸び率の上位には独自の事業モデルで新市場を創出する企業や、「ニッチ」な得意分野で攻める企業が並んだ。ランキング上位30社の営業CFの総額は前の年度から約5割増えた。

かつての大手企業は終身雇用制度が約束されていました。それだけ信用がありますし、給料もいい、待遇もいいというのが定説でした。しかし今日の日経新聞の記事を目を通すと、少しそんな定説も変化してきたのかなと思います。中堅上場企業の一部企業の営業キャッシュフローに伸びがみえています。では、その一部の企業は何なのかと言いますと、新市場を創り上げた企業やニッチな得意分野を持つ企業です。ニッチという表現が面白いですね。元々は「隙間」という意味ですが、一般的な業種の隙間を突く、独自のポジションとオリジナリティのある仕事をしている事を言います。つまりは中小企業やベンチャー企業らしい新しいビジネスモデルが評価されているという事です。例えば、光学式マーク読み取り装置のメーカーであるセコニックや、幼児向け体育指導を事業にしている幼児活動研究会等バラエティに富んでいます。この風潮は日本経済の発展にとっても非常に頼もしさを感じます。今の大手となっている企業も元々は中小企業です。経済の発展は企業が力を付け、業績を伸ばし、稼ぐ力が絶対に必要です。そう考えると、今も昔も次の時代を切り開いていくのは新しい発想だと言って良さそうですね。

(稲葉 大輔)

キャッシュフロー・・・一定期間内におけるキャッシュの流入(キャッシュイン)と流出(キャッシュアウト)の差額で表される。「キャッシュフロー」の中でも特に、企業の事業活動から得られる営業キャッシュフローから、事業継続に必要な投資キャッシュフローを差し引いたフリーキャッシュフローは、インカムアプローチに代表される特許価値の評価における基本的な概念の1つである。