2017年10月30日

10月30日 今後、世の中に普及していくサービス

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三菱UFJ信託、新規住宅ローン撤退

来年4月から、三菱UFJ信託銀行は住宅ローン事業の新規融資をやめることを決定した。日銀のマイナス金利政策で経営環境に厳しさが増すなかで、富裕層向けの資産運用や相続といったより強みを持つ分野に経営資源を傾ける。グループの三菱東京UFJ銀行の代理店として住宅ローンは取り扱うが、自前での新規融資は撤退する方向。

大企業ならではのシフトチェンジです。まず、マイナス金利導入によって金融機関が本業の利ざや圧縮に苦しんでいる状況が続いています。メガバンクと比べて体力がない地方銀行の多くは、住宅ローン貸し出し件数を増やすことに躍起になっていると言えるでしょう。そんな地方銀行とは舵を変え、三菱UFJ信託銀行は住宅ローンから撤退です。住宅ローン部門は三菱東京UFJ銀行に集中させ、グループ内で役割分担をした形ですが、舵を簡単に変えることができない地銀・信用金庫の関係者はこのニュースをどう受け止めているか気になります。では、三菱UFJ信託がどのように今後利益を稼ごうとしているかと言うと「富裕層向けの資産運用コンサルティング」というお題目を掲げています。日本は、欧米に比べてファイナンシャルプランナーの地位が低いと言われ続けてきました。ワンストップで不動産の事から生命保険、相続、証券運用といった「お金にまつわるアドバイス」を提供できるサービスが、世の中から求められるようになるのは間違いなさそうです。

(ナカモト)