2017年9月15日

9月15日 量子コンピュータに見る夢

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量子コンピュータで開発 製造大手が相次ぎ参入

次世代の高速コンピューターとして期待される量子コンピューターを日本の製造業大手が相次ぎ導入する動きがある。デンソーは数百台分の車の最適ルートを瞬時に導き出して渋滞解消に取り組んでいく。JSRは新素材開発の迅速化を目指す方針。従来は数千年かかった問題を数分で処理できるため、多様なサービスや製品開発で、日本企業のイノベーション創造の後押しが期待できそうだ。

半導体の集積回路の集積密度が18~24か月で倍になるという「ムーアの法則」の限界が見えてきていて、既存のコンピュータの性能向上も鈍化が予想されます。量子コンピュータはこれまでの演算アルゴリズムと異なる理論であるため、実現できればこれまでのスパコンの処理速度と比べ物にならない速さの演算処理が可能になると言うのですから夢があります。日本はスパコンの開発で後れを取っていますが、量子コンピュータの開発も同様です。日本を代表する製造大手が量子コンピュータを導入する動きが出てきましたが、開発で先行する欧米勢の技術に追いついて欲しいと願います。
量子コンピュータを実際に動かす様子をNHKの番組で見たことがありますが、そのサイズに驚きました。掌に乗せても目立たない小さなチップが量子コンピュータの肝だという説明でした。それを大掛かりな装置の中心にセットして実験を行っていましたが、排熱技術などが進めば大掛かりな装置も小型化されていくでしょう。量子コンピュータで構成された人工知能が実装されたとき、世界平和の実現のアイディアは何ですか?と知恵を求めるとどう答えるのか非常に興味があります。

(ナカモト)

量子コンピュータ・・・量子力学の原理を利用した計算システム。理論上は高速で,従来のノイマン型コンピュータでは能力不足で実際上計算できない問題についても解を計算する能力もつ。通常のコンピュータの論理素子 (ビット) は1、0という二つの状態のどちらかにあるのを基礎にするが,量子コンピュータでは量子力学に特有な「重ね合わせ状態」を使って、1、0両方の状態を重ね合わせることができる量子素子 (量子ビット、キュービット qbit) を基礎にする。