2017年9月4日

9月4日 トランプのメンツを丸潰しにする危険な男

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北朝鮮 金正恩体制維持へ賭け

3日、北朝鮮が強行した6回目の核実験は、金正恩(キム・ジョンウン)体制の維持に向けた危険な賭けと言える。核保有国と国際社会に認めさせることに固執し、核放棄を前提に対話を模索する米国を公然と無視したかたちだ。米本土に届く核弾頭搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実戦配備を視野に強硬姿勢を続ける構えを崩さず、9日にグアム沖へのミサイル発射計画を実行するとの観測も出ている。

金正恩という男はいま地球上で最も恐ろしい人物と言えるのではないかと個人的に思います。瀬戸際外交にしてはいくらなんでもやり過ぎです。正直、中国共産党の人事が落ち着く来年の4月まではアメリカも最大のビジネスの相手国である中国に気を遣って絶対に武力制裁はしないだろうと考えていました。しかし、ここのところの北朝鮮の動きは「偉大なアメリカを再び!」をキーワードに大統領になったトランプ氏のメンツを丸つぶしにしています。核実験をやめるなら交渉に応じるというアメリカの意向を完全に無視した今回の核実験は、アメリカ空軍の態勢を新たなフェーズに移行させる可能性があります。北朝鮮の主張としては「自国内の領土で科学的な実験をしているだけ。他国から口出しされる筋合いはない」なのでしょうが、実験内容が水爆実験と言うものだけに許されるはずがありません。個人的にはスパイ映画の主人公のような人物が暗躍して平和をもたらすストーリーも好きですが、平和的な話し合いによる解決を望みます。

(ナカモト)

水素爆弾・・・水爆と略称される。熱核反応によって放出されるエネルギーを使う爆弾。リチウムと重水素の化合物をつくり,これで原子爆弾を包んでおく。原子爆弾によって生じる高温で熱核反応を連鎖的に行わせ,巨大な爆発のエネルギーを得る。 1952年アメリカが初めて実験に成功した水爆は,重水素と三重水素を液化した,いわゆる「湿式水爆」であった。その後小型化する目的で重水素化リチウムを素材とする「乾式水爆」の開発が進み,53年のソ連に続いて,アメリカ,イギリス,中国,フランスなどが実験に成功している。この水爆の周囲を天然ウラン (99.3%は非分裂性のウラン 238) で包み,融合反応から生じる高エネルギー中性子によって分裂反応を生じさせるのが3F爆弾である。