2017年8月31日

8月31日 ITがもたらす新業態の波

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

株式公開 裾野広がる ITで新業態

フィンテックや人工知能(AI)をはじめ、テクノロジーを活用して新市場を開拓する企業の新規株式公開(IPO)が増加している。30日に東証マザーズに上場したUUUM(ウーム)を皮切りに、9月以降注目の上場が続く。IPOを機に既存ビジネスに変革をもたらす企業に資金が流入する可能性が高まっている。

総務省の統計によると、平成28年度におけるスマホの普及率は72%まで高まっているようです。我々の生活には欠かせなくなっている情報ツールの代表格になっていますが、昨日はUUUM(ウーム)という企業の名前をスマホで目にした方が多かったのではないでしょうか。ヒカキンやはじめしゃちょーと言った人気「ユーチューバー」をマネジメントするという、10年前では考えられなかったようなビジネスモデルの新興企業です。そのウームが上場初日を迎えたものの、買い注文が売り注文を大きく上回り続けた結果、初日には値段が付かず取引時間が終わりました。つい先ほど6700円で初値が付いたようですが、公募価格は2050円ですから3.26倍の上々の滑り出しだと言えます。これで今年のIPOは46銘柄中41銘柄の初値が公募価格を上回る状況で、IPO市場の調子の良さがうかがえます。大局観ではトランプ相場が落ち着いてからの株式相場のボラティリティーは低くなりました。相対的にボラティリティーが高い新興市場に個人投資家の意識が向いていることの表れです。
UUUMの執行役員のヒカキンというユーチューバーは、60000株を保有していることが公表されていますので、一夜にして4億円の資産(含み益2億8千万円)を手にしたことになります。ゲーム音楽のビートボックスをしていた頃にはこんな資産家になるとは私は予想できませんでしたが、なんともうらやましい限りです。

(ナカモト)

ユーチューバー・・・動画共有サイト「YouTube」に頻繁に動画を投稿する人のこと。YouTubeに限らず動画共有サイトへの動画投稿者のことを言う場合もある。日本国内では、2014年4月現在、チャンネル登録者数360万人以上、配信動画の総アクセス数8億回超のオンラインタレント・HIKAKINが「トップユーチューバー」の1人として有名。HIKAKINは13年12月11日にYouTubeが発表した「2013年トップチャンネル」で、エイベックスやAKB48らに次いで5位を獲得している。この頃より、旅行大手・人材派遣などの企業がトップユーチューバーたちとタッグを組み、テレビCMなどとは違った訴求力を持つ作品によりネット上で広告・販促活動を行うようになっている。