2017年8月24日

8月24日 広がる仮想通貨の可能性

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国が新規仮想通貨公開 エストニアが検討

北欧バルト三国のエストニアが「新規仮想通貨公開(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)」の実施を検討していることが明らかになった。仮想通貨「エストコイン」を発行する見通し。ICOは企業や団体が資金調達する手法として広がっていたが、実現すれば国家として世界初の試みとなる。エストニアは公的サービスの電子化を進めており、仮想通貨の活用でさらに利便性を高める狙いが見える。

フィンテックが世界で最も進んでいる国家は間違いなくエストニアですが、ICOまで手掛けるとは驚きです。有象無象の仮想通貨も増えてきている中、国家として仮想通貨を新規公開すれば一定の需要はありそうです。仮想通貨が世の中に登場したきっかけは「中央政府が管理する通貨」に対する信用不安から逃れるためだった訳ですが、中央政府が仮想通貨を発行するという逆転現象にまで発展するという意味合いを持っています。金本位制が終了してから、管理通貨制度のもとで膨れ上がったペーパーマネーは、信用不安が起こるだけであっという間に価値を棄損してしまいます。ICOは今後ムーブメントが起きるかもしれませんね。
仮想通貨の代表格はビットコインですが、先物市場での取引がアメリカで承認される動きが出ているため、いずれビットコインのETFが誕生しても不思議ではないでしょう。もしもビットコインのETFが上場されると世界中の機関投資家がマネーの一部を流入させる可能性があります。そのとき、ビットコインの価格がどう動くか予想するのも楽しいですね。

(ナカモト)

ICO・・・ICOは暗号通貨経済におけるIPOのようなものである。IPOはこれまでの伝統的な経済における証券取引所上の新規株式公開であるが、ICO(Initial Coin Offering)は企業またはプロジェクトが自らのトークンやコイン(従来の金融市場における株式のようなもの)を発行し資金調達を行うプロセスである。そしてそのトークンが暗号通貨取引所に上場されることである。