2015年11月24日

11月24日 今日のニュースのポイント

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(1)新たな世界戦略車 トヨタ 小型SUV若者・新興国向け
トヨタ自動車は開発中の小型SUV(多目的スポーツ車)「C―HR」を世界販売計画の新たな主力車種とする。2018年までに国内外の5拠点で年間30万台程度を供給できる体制を整える。排気量1500~2000cc程度の小型SUVは人気が高まっているが、これまで対応車種の品ぞろえが少ないとされていた。「カローラ」などの小型車に続く世界戦略車として、欧米の若年層や新興国の中間層などに売り込み、年間1000万台規模の販売体制を維持・拡大していく方針だ。

 世界のTOYOTAの販売戦略から、これからの自動車産業の方向性が透けて見えてくる。そもそも、SUVはアウトドアなど多目的な使い方ができる事が売りだ。自ずと、購入する層は若者が中心になる。高齢層は夫婦2人で乗れれば充分と考える方が多い傾向にある。「これから家族が増える」といった若者層に「1台目」として車を選んでもらえれば、数年後の買い替えの際に再び自社の車を選んでもらえる可能性が出る。自社のファンを獲得をしたいのはトヨタだけではなく、各社がこぞって若者向けの販売戦略に力を入れる理由はそこにある。

新興国向けにSUVを販売強化していく理由は、所得水準が上がっていることも勿論だが、SUVの駆動性にある。道路が未整備の地域が残る新興国では、オフロードでもスムーズで安定したSUVの力強い走りに対する需要が強い。

 

SUV・・・スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略。スポーツアクティビティ(キャンプ・スキー・サーフィンなど)を始め、多目的な利用に適している。舗装路から悪路まで様々な路面での走行性を備えている。