2017年7月24日

7月24日 需要喚起とSNS

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脱デフレに甘~いヒント 菓子価格年2%上昇

世は炭水化物を控えるダイエットブームだが、同じくらい菓子も支持を得ている。世帯の消費額は10年前より1割増え、物価は年約2%上昇している。スイーツですべてを語れるわけではないが、緩やかに持ち直している消費をさらに元気にし、脱デフレの手掛かりになるかもしれない甘いヒントが眠っている。

先週の日銀政策決定会合で、日銀の黒田総裁は物価上昇目標の達成時期を再び先送りにしました。完全にお手上げ状態だと言えます。黒田総裁は脱デフレが達成できない原因を突き止めることが出来ていないか、もしくは原因は分かっているものの手の打ち方が分からないという状況なのでしょう。よく経済エコノミストが口にするのが「国民に需要がないから」という原因ですが、そのことを如実に表しているのが菓子の価格というデータという訳です。キーワードとしては「自分ファースト」「インスタ映え」が挙げられますが、ビックリマンチョコのリバイバル商品がヒットしていたりと、大人世代向けの需要喚起も上手く行っている印象です。晩婚化が進み、交際相手がいない人の割合も上がってきている人口動態から予測ができた「自分ファースト」。また「インスタ映え」をマーケティングのテーマとすることはSNSが普及する前では生まれなかった発想でしょう。情報の取得ルートがますます多岐に渡ることが確定している世の中です。企業はこの時代の流れに乗る必要があり、新たなマーケティング戦略を構築できない企業は淘汰されてしまうでしょう。

(仲本 政康)

インスタグラム・・・スマートフォンなどで撮影したデジタル写真に、画像編集を加えて共有するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つ。インスタグラムは「インスタント」(即時)と「テレグラム」(電報)を組み合わせた造語である。スマートフォンやタブレット用に提供される無料のアプリを起動して撮影、投稿する。投稿はツイッターTwitterやフェイスブックFacebookなどと連動させることもできる。2010年10月にアメリカでサービスが開始されると、アプリはiPhone(アイフォーン)用のみであったにもかかわらず3か月で100万ユーザーを突破した(2012年4月にはアンドロイド版アプリをリリース)。総ユーザー数は未発表であるが、月間のアクティブユーザーは3億人を超えるとされる(2014年12月時点)。2012年にはフェイスブックが買収し、SNSサービスの統合が図られた。