2017年7月7日

7月7日 日欧EPA合意の先は

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日欧首脳 EPA大枠合意

6日、日本と欧州連合(EU)はブリュッセルで首脳会談を開き、経済連携協定(EPA)の締結で大枠合意したと発表した。チーズや自動車などの関税の撤廃・削減で折り合い、通関手続きの円滑化や知的財産権の保護といった貿易ルールも統一する。2019年中の発効をめざす欧州側に足並みをそろえ、日本は自由貿易の重要性を世界に向けてアピールする。

いま世界経済は「保護主義化」を進めようとしているアメリカ・イギリスと「グローバル化」を進めようとしている日欧の二つに分ける事ができると言えます。イギリスはEU離脱を決め、アメリカはトランプ大統領が就任直後にTPP離脱を決めました。私個人の感想では、絶対にアメリカ有利な条件にしかならないであろうTPPが上手く行かなかったことは良かった事だと思っています。そして日本は欧州と結びつきを強める方向に進めそうなので、来るアメリカとの二国間交渉のベース作りに役立てることが出来ると信じています。トランプ大統領はアメリカファーストを繰り返しているように自国主義を貫き続けるハズなので、日本はいかに欧州と公平な条件のEPAを結ぶかどうかが重要になります。国内では評判を落としまくっている安倍政権ですが、浮上のきっかけが欲しいのは明白。政権の支持率はどうでも良いですが、国民に恩恵が行きわたるような強気な交渉を期待したいものです。

(仲本 政康)

EPA・・・経済連携協定。FTA(自由貿易協定)の内容を基礎とし、貿易の自由化という範囲にとどまらず、より広範囲にわたって協定を結ぶこと。これにより経済的な関係強化を図る。 例えば、投資、人的交流、知的財産権保護や自由競争のためのルール化などの政策協調策が盛り込まれる場合が多い。