2017年6月27日

6月27日 国民の財布のヒモは固い

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「ボーナスは貯蓄」43% 消費者庁調査

消費者庁は物価の動きと消費意欲の関連を調べるため、ボーナスの使い道を把握するモニター調査を開始した。夏と冬の2回、47都道府県の2000人が対象。第1回となった6月調査では、ボーナスの使い道は「貯蓄」が43.3%で最多となった。今後の物価上昇を予想し貯蓄で備える消費者が多いとみられる。

6月、7月が賞与支給月の会社が多いとされますが、消費者庁の調査によると国民の購買意欲は高まっていないようです。現代史を振り返ると、日本人がモノを欲しがっていたのは高度成長期にあたり、今日の国民生活と比較すると、状況がだいぶ変わっているようです。消費者の動向の目安として「テレビ」の売れ行きが挙げられることがありますが、大型テレビもだいぶ値段が下がってきた印象があります。驚いたのがドン・キホーテが今月に発売した「50V型4Kテレビ」の54,800円という価格です。私の印象では4Kテレビが登場した頃は50インチの大きさだと60万円くらいだった記憶があります。しかもドン・キホーテが発売したのは東芝系列のメインボードを使用していることから「ジェネリック REGZA」とも呼ばれるもので、即完売な上に購入者からの評判も上々。安いものが飛ぶように売れていることから、消費者物価がなかなか上がらないことの象徴なように感じます。もちろん高額なテレビが売れていないわけではないのでしょうが、モノづくりが本業の企業には厳しい時代が続きそうです。

(仲本 政康)