2017年6月26日

6月26日 パナソニックの可能性

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日本勢11品目で世界シェア首位

日本経済新聞社が実施した2016年の世界シェア調査では、対象57品目のうち、11品目で日本企業が首位だった。パナソニックが新たに首位に立ったリチウムイオン電池や東レの炭素繊維といった先端分野での強みが見えた。一方では、デジタルカメラなど日本勢が首位になったものの市場が縮小に転じている分野も。将来性のある投資分野を見極める各社の戦略が問われていきそうだ。

調査主体が日本経済新聞社で、少し偏った品目のチョイスだという印象はありますが世界シェアのランキングが発表されました。前年に首位だったトヨタが3位に陥落。背景にはトヨタのマイナス要因として原油価格が下がったことにより、主な市場である北米で低燃費のトヨタ車の需要が薄くなったこと、世界最大の市場である中国で出遅れが取り戻せていないことが挙げられます。またフォルクスワーゲン社の燃費不正問題の影響が一服したことも、トヨタにとってはネガティブだったでしょう。個人的にはパナソニックがリチウム電池で世界シェアのトップを取った事が嬉しい驚きでした。パナソニックは米テスラ車と提携して車載電池を開発・生産していますが、電気自動車業界において、パナソニック社製の電池は他社の追随を全く寄せ付けないほどに信頼されています。走行距離、耐久性が優れているだけでなく、劣化した際の交換保証までつけているので、今後も世界シェアを拡大していくことは間違いないのでは?とすら感じています。東レの炭素繊維など、日本の強みが出る分野もまだまだありますので、モノづくりの日本という時代がまた訪れる事を願います。

(仲本 政康)

テスラ・モーターズ・・・米カリフォルニア州で2003年に創業した電気自動車専門メーカー。充電式の電動高級スポーツカーを生産・販売し、北米、欧州などで1千台以上を販売。多くの著名人が購入し、俳優レオナルド・ディカプリオがトヨタのプリウスから乗り換えたことも話題になった。