2017年6月21日

6月21日 自民党への逆風を追い風にしたい小池都知事

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小池都知事 豊洲・築地 二兎を追う開発へ

「築地の再開発を含む市場の新たなプランをまとめるよう指示した」。20日、築地市場の豊洲市場への移転を表明した東京都の小池百合子知事は都庁で開いた臨時記者会見でこのように語りだした。築地のブランドを生かし「食のテーマパーク」として再開発するイメージも披露したものの、多額な資金を投じた豊洲と築地の「二兎(にと)を追う開発」には費用負担が重くのしかかる公算だ。

「決められない都知事」という評価が囁かれている小池都知事に、一気に巻き返しを図れる好機が訪れています。それは「加計学園問題」です。この問題が国会でうやむやにされてしまったまま閉会したため、内閣の支持率が急落。それに連れて自民党に対するイメージも悪くなっています。おそらくはこれを最大の好機とみた小池都知事が、自民党案とも違う豊洲・築地市場問題の解決案を発表しました。これにより、都議会議員選挙で自民党と戦える土台が整う可能性が出てきたのではないでしょうか。その中身とは、「豊洲に移転する、築地も活用する」というプラン。豊洲市場に移った方が良いと考えている都民の声と、築地市場を取り壊して売却することはもったいないと考えている都民の方々双方に歩み寄ったプランですが、自民党が信用を落としていることを追い風に都議会選挙で支持を得られるでしょうか。来月の選挙は注目度が高い選挙になりそうですね。

(仲本 政康)