2017年6月14日

6月14日 ビットコイン普及 本格化か?

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カードでビットコイン決済 フェリカ活用

イオン子会社で電子マネーシステムを提供するフェリカポケットマーケティング(FPM、東京・港)は、仮想通貨「ビットコイン」での決済をICカードで済ませる技術を開発したと発表した。クレジットなどで決済手段として普及しているカード型を採用することで、ビットコインの利用の裾野を広げる狙い。カード会社や流通業などに導入を働きかけていく方針。

ビットコインの普及が本格化してきた印象です。これまでビットコインは法的には通貨として認められておらず、取引の際に消費税が課税されていました。法改正を経て、いよいよ7月からやり取りの際に消費税がかからなくなるようになります。それにタイミングを合わせてきたと見るべきでしょうが、イオンの子会社がフェリカ規格を利用した決済技術をリリースするようです。まずはカードを媒体としてスタートするようですが、フェリカはスマホでも活用できる規格ですので、手持ちのスマホを専用端末にかざすだけでビットコイン決済が可能になる日もそう遠くはないでしょう。
ビットコインはフィンテックの代表的な技術「ブロックチェーン」を用いていますが、政府が取り組む「行政による不動産情報の統合」にもブロックチェーンの技術が採用されると報道がありました。これからますますこの技術の研究・普及が加速していきそうです。ブロックチェーンの技術が誕生した背景には「政府に管理されない通貨を作ろう!」という有志の動機がありましたが、その技術を政府が使うようになるというのも中々情緒があると感じます。

(仲本 政康)

フェリカ(FeliCa)・・・ソニーが開発した非接触ICカード技術。「至福」を意味する英語「felicity」を基に名付けられた。偽造しにくく、高い安全性を持ちながら、スピーディーなデータの送受信ができる。データを書き換えることでカード自体を再利用でき、1枚のカードで複数の用途にも利用できる。JR東日本のSuicaや電子マネーのEdyに使われるなど、国内の多くの非接触ICカードに採用されている。