2017年6月2日

6月2日 小池人気だけで都議選を勝てるのか?

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小池氏、自民党と全面対決

東京都の小池百合子知事が都議選(6月23日告示―7月2日投開票)に向けて局面の打開に向けて動き出した。切ったカードは自らが所属する自民党との決別。報道機関の調査で劣勢が伝えられる中、世論の関心をひき付ける狙い。小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」か自民党か――。都議選は投開票日を1カ月後に控え、二者択一の対立構図がより鮮明になってきた。

小池都知事が自民党に離党届を提出しました。都知事選挙では、主に自民党議員が支配している東京都議会を悪者にして当選を果たしたので、自民党に籍を残していた事は意外な感じもします。小池氏の政治家としてのキャリアは日本新党に始まり、新進党、自由党、保守党、自民党と何度も所属する政党を変えています。党の解体や新党の結成を経ている部分もありますが、個人的にはコロコロと所属政党が変わっている政治家というイメージを持っています。都民ファーストの会では代表を務める決断をしたようですが都議選を勝てるのかと言うと疑問符が付きます。最大の理由が「豊洲移転問題」が都議会選挙の争点になりそうなことです。小池氏個人の人気は高いものの、新聞社等が発表する世論調査などを参考にすると豊洲移転問題に関しては「決められない知事」という印象が日に日に強くなっています。移転問題を争点にしては勝てないにも関わらず、他の公約では自民党と違いが分からないという状況。このままだと1ヶ月後の都議会選挙では都民ファーストの会は大苦戦をする可能性があります。

(仲本 政康)

都民ファーストの会・・・小池百合子東京都知事が主宰する政治塾「希望の塾」の運営団体、ならびに東京都議会において活動する地域政党。代表は東京都知事小池百合子。メディアで小池新党と呼ばれることがある。