2017年4月17日

4月17日 製造業に景気回復の兆し

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景気、生産・輸出で底堅い

2012年12月に始まった「アベノミクス景気」は、バブル期を超え戦後3番目の長さになった。足元でも世界景気の回復を背景に生産や輸出が好調で、今後も底堅い回復が続くと見られている。ただ家計への波及は今ひとつと言える。人手不足の問題が制約要因になる面も表面化してきた。

製鉄業は受注量が増加に転じているようです。最大の理由は中国で、習近平が公共事業の拡大を打ち出してから、目に見えて鉄の需要が伸びています。中国は自国でも鉄を生産できますが、薄鋼板においては高品質な日本製に頼らざるを得ないと言ったところでしょう。また同じく薄鋼板を多用する自動車産業などは、円安によって国外への工場建設コストがかさむという見方から、国内生産への回帰も見られます。鋼材受注量は今後も堅調に推移すると思われます。
アップルは新型アイフォンを今秋にも発売すると予定されていますが、中身の50%以上は日本製の部品が占めます。アップル社を始め、世界中の企業が日本製の部品を求める大きな理由は歩留まりの高さが挙げられます。日本製の部品は不良品を出す割合が他国のモノに比べて極端に低いとされています。また、薄型のデバイスを作るには小型・軽量化に優れていることも大きな要素ですので、このような日本の製造業の強みは守らなければなりません。

(ナカモト)