2017年3月31日

3月31日 北朝鮮武力制裁の可能性は?

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米中首脳 来月に会談

30日、米中両政府は習近平国家主席が4月6、7日に米南部フロリダ州を訪問し、トランプ大統領と初の首脳会談に臨むと発表。北朝鮮の核・ミサイル開発で緊迫する朝鮮半島情勢やトランプ政権が重視する通商・為替政策などを巡り協議する見通し。直接会談で両首脳が個人的な関係を構築できるかどうかは、今後の米中関係に大きく影響を及ぼす。

海外首脳の会談なのであまり大きく報道されていませんが、来月に行われる米中首脳会談は非常に重要です。話し合われるであろうテーマで注目すべきは北朝鮮問題と米中の経済関係でしょう。この北朝鮮問題ですが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に核弾頭を搭載されては困るアメリカとしては「このままだと韓国にアメリカのミサイル基地を作るけどいいのか?」と中国をけん制する可能性があります。更に極端な推測をすると、歴史を振り返ると共和党政権時代に戦争をしかけることが多かったことから「北朝鮮を武力でやっつけるけど黙って見ててな」と根回しをするかもしれません。トランプ政権の支持率が下がっている状況の中で国民が結束しやすい戦争をしかけることは、案外有効な支持率対策になるかもしれないからです。これに対し、中国にとっても北朝鮮が武力制裁されることによるメリットがあると考えられます。と言うのも、アメリカが本気で北朝鮮と戦争すれば、おそらく3日もかからずに決着がつくでしょう。そうなると在日米軍や在韓米軍の存在意義が一気に薄れ、米軍がアジア・太平洋から引き上げる事も考えられます。すると中国としては東南アジア・太平洋地域でこれまで以上に好き放題できるようになる可能性があるのです。来月の米中首脳会談は穏やかに進むのか、大注目したいと思います。

(ナカモト)