2017年3月30日

3月30日 英国、EU離脱を正式通知

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英国 EU離脱 正式通知

29日、英国のメイ首相は欧州連合(EU)に離脱を正式に通知。離脱条件などを決める原則2年間の交渉がスタートする。英国は40年以上にわたる欧州統合の参加に終止符を打ち、2019年3月末にも離脱となる。EU加盟国の離脱は前例がない。欧州統合に打撃となり、交渉の行方は、世界の政治・経済にも大きな影響を与えることは必至だ。

昨年6月、世界中でサプライズとして受け止められたであろうイギリスの国民投票から9カ月が経ち、テリーザ・メイ首相によって正式にEU離脱の通知がなされました。話が非常に複雑ですので、簡単に手続き・制度移行が進むとは考えにくいです。目に見えている問題として、EUは「離婚料として7兆円を置いていけ」と主張していますが、英国は「1文も払わないぞ」と真っ向から対立しています。しかも英国は経済の結びつきは維持したいという思惑が見え見えですので、EU側からすると「良いとこどりだけは絶対にさせない」となるでしょう。英国がEUを離脱したがる大きな理由としては「ギリシャなどの面倒をみるのがアホ臭い」という事も大きいのでしょうが、最も根底にあるのは「自国のことの意思決定を全て自国で完結したい」というものでしょう。野球で例えるならば、ピッチャーが次にどんな球を投げるかいちいち外野の許可を得なければならない状況です。国民性としてプライドが高いとされるイギリス人にとって、こんな状態は許されないのでしょう。

(ナカモト)

EU離脱に関する国民投票・・・イギリスにおいて2016年6月23日に実施された、同国が欧州連合(EU)を離脱すべきかどうかを決めるための国民投票である。結果として欧州連合からのイギリス脱退問題、いわゆる Brexit (ブレグジット)に発展する事態となった。