2017年3月24日

3月24日 森友学園問題を逃げ切った政府

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

首相、籠池氏を批判

24日午前の衆院予算委員会で、安倍晋三首相は校法人「森友学園」(大阪市)の籠池泰典氏が2015年9月に安倍昭恵首相夫人から封筒に入った100万円の寄付を受け取ったなどと証言したことについて「密室のやりとりなど反証できない事柄を並べ立て、事実と反することが述べられたことは誠に遺憾だ」と籠池氏を批判した。

新横綱稀勢の里が注目を集め、視聴率20%台をマークしている大相撲中継を蹴ってまでNHK総合が生中継した証人喚問。森友学園問題は国民の関心も高く、おそらくは昨日の証人喚問も高視聴率だったのではないでしょうか。今回の証人喚問の結果を見た私の個人的な感想は「政府の思い通りになったな」です。その最大の理由は「決定的な証拠」が新たに出てこなかったため、これ以上の進展はないと予想できるからです。刑事事件の司法の原則は「疑わしきは罰せず」なので、安倍首相側はこれ以上何か追求される可能性がかなり低くなったと私は思いました。
ところが、森友学園問題以上の爆弾が潜んでいます。「加計学園」が次なるキーワードになる可能性があり、こちらの方は安倍首相が当事者として関わってくるので、もしも「加計学園問題」が国会の議論の対象になり、こちらの爆弾が爆発したら内閣は一気に吹っ飛ぶ可能性があると予想しておきます。個人的に証人喚問よりも気になっていた大相撲は、稀勢の里が無敗をキープしたようです(笑)

(ナカモト)

学校法人加計学園・・・加計勉氏が創設した学校法人。愛媛県今治市に岡山理科大獣医学部新設を申請したが、2007年に文科省に却下された。第二次安倍政権発足後、今治市は特区に指定され獣医学部新設が認可された。なお、今治市は36億円相当の土地を加計学園に無償譲渡することになっている。