2017年3月15日

3月15日 第四次産業革命が始まっている

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

AI革命 士業から仕事を奪う未来

原子力事業の混乱で2016年4~12月期連結決算の公表を再延期に追い込まれた東芝。すべての発端は15年4月に発覚した不適切会計。当時、監査を担当した新日本監査法人の関係者は悔やしがる。「AI(人工知能)があれば、不正の温床となったバイセル取引を見抜けたんじゃないのか・・・」。パソコン部門で横行していたという利益水増しの取引手法が明らかになった。最も悪質性が高いともされるが、新日本の会計士たちは見抜けなかった。

あと数年も経ったころ、2017年は「AI元年」と位置付けられている可能性が高いです。ディープラーニングというAIが独自で学習を行えるようになったいま、進化のスピードはこれまでのものとは別次元のものになると予想できます。1769年にワットの発明した蒸気機関によって1830年にイギリスが鉄道を開通させ産業革命を起こすまで約60年を要しました。今回のAI革命は第四次産業革命とされていますが、AIを極めた企業が世の中に大変革を起こすには第一次産業革命の10分の1の期間である6年くらいではないかと予想されています。半導体大手のインテルがイスラエルのモービルアイというセンサーを供給している会社を1.75兆円で買収すると発表がありました。これは自動運転で先行しているグーグル社を追随する動きで間違いありませんが、今後の世の中はグーグルVSインテルという構図でAI革命が進んでいくと私は予想しています。冒頭の記事では会計士の仕事の一部をAIが担う有用性をほのめかしていますが、裁判の判例のデータ分析が必要な弁護士にとってもAIの存在は脅威になるでしょう。士業の方々がAIを活用し、万人にメリットをもたらす未来を希望しましょう。

(ナカモト)

人工知能・・・英語のartificial intelligenceを略してAIとも称する。1950年代半ばから研究がはじまった。コンピューターの目覚ましい発達を背景にし,学習,推論,認識,判断など,人間の脳の役割を機械に代替させようという研究分野,あるいはそのコンピューターシステムをいう。