2017年3月1日

3月1日 苦境に立たされるヤマト運輸

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クロネコヤマト「正午~14時」指定配達の廃止を検討

ヤマト運輸が宅配便の配達で昼の時間帯指定サービスの廃止を検討しているという。荷物の増加と人手不足で配達員が昼食休憩を取りにくくなっている現状に対応する。配達員の長時間労働の原因になっている夜の時間帯指定も廃止を含めて見直す方向。商品配送に宅配便を使う企業は多く、影響が出る可能性が高い。

業界最大手のクロネコヤマトは大きな判断を下す必要に迫られています。背景にはネット通販の利用者が急拡大していることがありますが、先日も驚愕の報道がなされました。労働組合が「宅配量の抑制」を経営側に要請したのです。ドライバーを始めとした人員不足が深刻な状況に陥っていることが目に見えており、具体的な解決の見通しが立たないのでしょう。これでもしもアマゾンや楽天といったネット通販大手が、独自で流通網を構築するとなるとヤマト運輸にとっては大打撃になることは間違いありません。「総量抑制」は売上減に直結する手段であるため、単純に考えると経営陣は取りたくない方法のはずです。正午~14時帯の配達時刻指定サービス廃止も、ドライバーさんの昼食休みを確保するためと聞くと納得ですし、都内に住んでいる世帯の約半分は一人暮らしということから、昼間は不在にしていることも想像に難しくありません。個人的には物流とITとの融合などで打開策を見つけ出して欲しいと願っております。

(ナカモト)