2017年1月24日

1月24日 未来のクルマ

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自動運転、自由に公道実験 特区活用し羽田で
政府は国家戦略特区の仕組みを活用し、人が運転に全く関与しない完全自動運転の公道での実験を原則自由にできるようにするとのことだ。まず今年度内に東京都大田区の羽田空港周辺で始めるもよう。道路使用許可など申請手続きを簡素にし、人工知能(AI)による遠隔操作を認めるといった規制緩和も検討する予定だ。2025年の市場投入をめざす完全自動運転技術に関する研究開発を後押しする。

クルマという箱に入れば目的地に着く、事故も無く、渋滞も緩和され、ストレスなく街を移動できるこの自動運転という技術が日本の未来を明るく照らしている。アメリカを始め、世界中で研究開発を進めるこの分野で、日本が具体的に動き出した。まずは産業育成のため規制が緩和されている大田区で公道を走る実験を始めるもようだ。
大田区は中小企業の集まる区で、特に蒲田には人気ドラマでも舞台になっていた通りロケットの部品に採用されるような最先端の技術を有する企業も存在する。「西の船場、東の蒲田」と言われるほど、日本を代表する製造拠点だ。実証実験の結果がすぐに改良されるための素地が大田区には揃っている。実用化に目処がつけば、全国で同様の試みが生まれるだろう。また日本を研究の場としてグーグルやアップルといった世界企業が進出してくるかもしれない。
こうした人工知能を活用した産業構造の大変革は「第四次産業革命」と銘打ち、政府を挙げて取り組む2017年の大きなテーマだ。日本が世界をリードする変革を起こせるか、非常に期待している。

(市川 淳)

国家戦略特区・・・規制改革を総合的かつ集中的に推進し、産業の国際競争力の強化、国際的な経済活動の拠点の形成の促進を図る制度の適用区域。東京都全域が、神奈川県全域、千葉県千葉市及び成田市とあわせて東京圏として指定されている。