2017年1月16日

1月16日 ロケット開発の足踏み

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JAXA ミニロケット打ち上げ 失敗

15日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が民生品の電子部品を使ったミニロケットの打ち上げに失敗。民生品でロケットや人工衛星の製造コストを下げることは国際競争力を高めるうえで欠かせず、宇宙空間で実証できないままでは今後の開発に遅れが生じることは避けられない。キヤノン電子が開発に加わり、民間企業の宇宙開発への参画でも注目されたが、成果を示す場は先送りとなった形だ。

日本のロケット打ち上げ技術は高く、海外からの評価も高いものを得ています。それだけに今回の失敗は残念に思います。今回はキヤノンが開発に関わったことでも注目されていましたが、民生品の活用が原因であるとすればロケット開発に携わる者にとって大打撃となるでしょう。日本のロケット技術が革新的に進歩するとすれば、それは防衛省と協力して開発に取り組むときでしょう。ロケットもミサイルも基本構造は同じですので、どちらの開発も相互に協力できるはずです。北朝鮮がロケット開発に力を入れることが出来るのは、国家予算の中に占める軍事費の割合が高いからと言えます。日本の軍事費は、金額は別として国家予算に占める割合でいうと少ないとの見方もあります。人工衛星を飛ばす技術は我々の生活を便利にする上では必要な技術です。兵器の開発となると両手を上げて賛成とは言いませんが、宇宙開発に関しては防衛省を始めとして、国を挙げて開発協力をするのは大事なことだと私は思います。

(ナカモト)

日本の宇宙開発・・・日本の宇宙開発は1950年代の半ばに糸川英夫が大学の研究班で始めた。30cmほどの小型ロケットから始まった研究であったが徐々に大型化し、人工衛星を打ち上げる研究を行うようになった。以来研究室から始まった宇宙科学研究所(ISAS)と国の機関である宇宙開発事業団(NASDA)の二つの宇宙開発機関が独自にロケットの開発を行ってきた。1990年にスーパー301条で商用衛星が競争入札になり、1990年代末から2000年代の初めに幾つかの失敗を経験した後、初めて統一された宇宙機関である宇宙航空研究開発機構(JAXA)が設置された。