2017年1月13日

1月13日 アメリカ大統領たる人物に求められるもの

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トランプ氏 当選後初の会見 異様

20日に発足するトランプ次期米政権は、早くも影り始めた。ロシアがトランプ氏の醜聞情報を入手しているとの疑惑が急浮上しており対応が迫られそうだ。11日の記者会見では、これまで否定してきた大統領選を狙ったサイバー攻撃へのロシアの関与も認めざるを得ない状況になった。対ロ融和路線は出ばなをくじかれた格好だ。米メディアとの対立も深刻さを増し、不安を抱えての船出と言えよう。

前日のオバマ大統領の会見とは打って変わって幼稚に見えた会見だったと個人的に思います。CNNの記者に対する暴言などは、トランプ節炸裂の一言で片づけて良いものではありません。経済・軍事の規模やドルが基軸通貨であることを踏まえると、アメリカ大統領たる人物に求められる素養は並のものではないはずです。昨年のトランプ氏の言動は選挙に勝つための演出だったと私は考えていますが、大統領就任後も幼稚なふるまいを続けていては大国の威信はなくなるでしょう。どうしてそこを不安に感じているかというと、アメリカのメディアはリベラルがほとんどでトランプ氏のことが大嫌いです。そのため、ハネムーン期間だろうがなんだろうが、メディアはトランプ氏の揚げ足を取り続けると予想できます。トランプ氏は核ミサイルの発射ボタンを押す権利まで手にするのです。アメリカ大統領にはどっしりと構えて欲しいのです。メディアに喧嘩を売ってる場合ではありません。

(ナカモト)

ハネムーン期間・・・近代の民主主義政治において、政権交代後の新政権の最初の100日間のことを指す。発足直後の新政権は一般的に高い支持率を示す傾向があり、新政権の最初の100日と国民・マスメディアの関係を新婚期(蜜月)の夫婦になぞらえて名付けられた。アメリカ合衆国では報道機関のみならず野党も、この100日間は新政権に対する批判や性急な評価を避ける紳士協定がある。