2017年1月6日

1月6日 中国通信市場の可能性と闇

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中国 次世代通信に5兆円規模投資

中国通信大手3社は2020年までに3千億元(約5兆円)規模を投じ、次世代の無線通信規格である第5世代(5G)の通信網を整備する見通し。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や、自動運転のインフラとなる5Gが世界最大の中国市場でいち早く普及することで、中国発の技術やサービスが事実上の世界標準に近づくことになる。

その規模を考えると、世界中の企業が戦略の中心から外せないのが中国市場でしょう。中国の通信事情はインフラ整備が遅れている面がありました。しかし、スマホの普及と並行して都市部では環境整理が進められ今では数億のスマホユーザーの利用をカバーできる程です。この環境に第5世代の通信規格が浸透すれば、世界の中でも群を抜いてすすんだ通信インフラを整えた国家となります。ただ、中国の通信サービスは共産党による規制も残っており、アップル社がNYタイムズ紙の情報提供アプリを削除したばかりです。アップル社は中国政府当局の要請を受けての措置を取ったようですが、習近平を中心とした統制が中国国民の自由を阻んでいることが浮き彫りになった形です。このような当局の圧力が見え見えの状況から察するに、中国政府は海外からの情報を一部遮断しようとしており、案外中国国内はバラバラなのかもしれません。世界2位の経済大国に見えますが、果たしてその実態はいかに。

(ナカモト)

通信第5世代・・・現在規格化が進行中の次世代無線通信システムである。 「5G」と略記される。導入は、6GHz以下の周波数帯を使って、LTE/LTE-Advancedと互換性を維持しつつ、6GHzを超えた帯域を使って、新しい無線通信方式を導入、基地局に計算資源を備えることにより、端末に近い場所で処理する事で、センターのサーバーの伝送するデータ量を低減して、遅延を減らす「モバイルエッジコンピューティング」の導入などが想定される。