2016年11月4日

11月4日 AIの進歩の先には

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人工知能開発 新ステージへ

2045年、人工知能(AI)が人知を超える「シンギュラリティー(特異点)」を迎える説がささやかれている。荒唐無稽な話とも言えない。人の心にまで入り込み始めたAIが社会や国家、経済を揺さぶり、歴史を変える可能性がある。人類の飛躍かはたまた試練か、世界はその日へ向けて動き出している。

シンギュラリティーという言葉が様々な記事で目に付くようになってきました。IBM社のワトソンを始め、技術の進歩は目覚ましいものがあります。36歳の筆者が「AI」という言葉を認知したのは小学生時代に「ドラクエ4」が登場した時です。それまでのロールプレイングゲームは、ゲームのキャラクターに行動コマンドを入力するのが当たり前でしたが、ドラクエ4は当時としては画期的な「AI戦闘システム」が搭載されていたのです。内容は、キャラクターが作戦に応じて勝手に行動を決めるというもので、世界でも珍しい最先端の技術だったように記憶しています。ところが当時のAIは完成度が低く、何度となく「クリフト!!そんなタイミングでザラキを唱えてるんじゃねぇ!!」とテレビの前で叫んだものですが、私と同世代の方には通じる部分が多いのではないでしょうか。
さて、日本がAI技術で世界の先を行っていたのは過去の話で、現在はアメリカのAI技術が群を抜いて進歩しています。そのきっかっけは2001年のNY同時多発テロです。軍事費の予算が拡大され、その結果としてAI技術の研究にも多額の研究費があてがわれるようになりました。インターネットも元々は軍事の目的で開発された技術であることから、技術の進歩は軍事技術の需要に関係があると言わざるを得ません。AIの進歩の先に「軍事技術に頼らない平和の道」を正しく導き出す人工知能の登場があることを期待します。

(ナカモト)

AI・・・人工知能とは、人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう。人工知能の応用例としては、専門家の問題解決技法を模倣するエキスパートシステムや、翻訳を自動的に行う機械翻訳システム、画像や音声の意味を理解する画像理解システム、音声理解システムなどがある。