2016年8月31日

8月31日 ガラパゴス規格を脅かすグーグル

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グーグル スマホ決済サービス 日本上陸へ

米グーグルは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と組み、今秋にも日本でスマートフォン(スマホ)を使った電子決済サービス「アンドロイドペイ」を始める見通し。日本はIC交通乗車券「スイカ」や「楽天Edy(エディ)」などが普及するが、利用は国内に限られているのが現状だ。「世界仕様」のサービス上陸で、消費者は海外でも自分のスマホで買い物ができるようになると期待される。

NTTdocomoが主導して国内に普及している「おサイフケータイ」ですが、この機能はFelicaという通信規格を使用しています。実はこのおサイフケータイという便利な機能ですが、日本独自の規格で進化したガラパゴス仕様です。海外では既に世界標準の規格となっており、日本国内でもFelicaに変わってスマホ決済の主流になりそうなのがNFCという通信規格です。そして、アンドロイドを提供するグーグルがNFC規格を使い、日本でもスマホ決済サービスに進出するということです。
おサイフケータイが日本で普及した頃、海外では似たようなサービスはなく、日本のガラケーが特殊な進化をした好例として挙げられました。しかしFelicaは国際標準の規格ではないためNFCに取って代わられる可能性が高く、今後は下火になることが予想できます。グーグルはこの世界標準のサービスを武器に、消費行動のビッグデータ解析を進める下地が更に強化できます。検索サービス最大手の進化はまだまだ止まりそうにありません。

(ナカモト)

NFC・・・Near Field Communication の頭文字を取った。ソニーとフィリップス(現NXPセミコンダクターズ)が共同開発し、国際標準規格として承認された、今最も注目を集めている近距離無線通信技術。日本国内やアジアで普及しているFeliCaや、世界中に普及しているMIFAREなどの非接触ICカードの上位互換性であること、さらにはNFCの通信規格を搭載している機器同士が双方向に通信可能なため、今後幅広い活用が見込める。