2016年8月25日

8月25日 ガリバーの独走

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セブン 新システム導入で欠品ゼロへ

セブン―イレブン・ジャパンは全国約1万9000店のコンビニエンスストアと本部を結ぶ情報システムを10年ぶりに刷新する方針。投資額は過去最高の520億円になる見込み。店舗に配る新型の発注端末に売り切れ間近の商品を従業員に知らせる機能を備える。欠品による販売機会の逸失を防ぎ、店舗の稼ぐ力を底上げする狙い。

コンビニ業界のトップを独走し続けるセブンイレブンが大きなシステム投資を行います。在庫管理の端末は当然どの大手コンビニも採用しており、例えばファミリーマートでも3月にシステム一新の発表がありました。コンビニに寄ると、肩から下げた大きな端末で発注をしている従業員さんを見かけることがよくありますが、人手によるものなので欠品が出てしまっている現状に対処する動きです。このシステムが整えば、消費者の利便性が高まるのは目に見えており、顧客満足度の向上につながるでしょう。
私の故郷である沖縄県には全国で唯一セブンイレブンが進出しておりません。セブンイレブンの出店戦略は、徹底的な市場調査を経て集中的に出店するドミナント方式である事はよく知られていますが2、3年以内に沖縄進出するという話も出ています。プライベートブランド商品などの品質が優れているセブンイレブンの出店は、全国で地域のシェア争いに変化をもたらしてきました。沖縄でも既存のチェーン店は戦々恐々としているかもしれません。ガリバーの動向には今後も注目ですね。

(ナカモト)

ドミナント戦略・・・小売業がチェーン展開をする場合に、地域を特定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大し、他小売業の優位に立つことを狙う戦略をドミナント戦略という。ここで、集中して多店舗展開を行う対象となる地域をドミナントエリアと呼ぶ。