2016年8月9日

8月9日 国民全体で議論されるべき

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天皇陛下「お気持ち」表明
8日、宮内庁は天皇陛下が象徴としての務めについての考えを示されたビデオメッセージを公に発表した。現在82歳の陛下は「次第に進む身体の衰えを考慮する時、全身全霊で象徴の務めを果たしていくことが難しくなるのではないかと案じている」とおことばを述べられた。「生前退位」には直接言及されないものの、その意向を強くにじませるメッセージだった。

午後3時、天皇陛下のビデオメッセージが公表され、街では号外が配られました。国民の関心も高かった昨日の「お気持ち」公表だったのではないでしょうか。国事行為を始めとした「お務め」を果たしていくこが困難になることを案じられておりましたが、国の象徴としての立場などを、常より考えられている様が伝わるメッセージだったと感じました。宮内庁ホームページでは陛下の今年の公務の日程を確認することができます。それを見ると、3月22日から4月8日まで18日連続で公務をこなされております。他にも10日以上休みなく連続で公務にあたっていることが複数回あると分かります。いくら象徴天皇とは言え、2度の大きな手術を受けられた82歳の陛下にとっては大変なスケジュールではないでしょうか。私個人の考えでは、国民の象徴であるのならば、国民全体で議論をし、法改正が必要であるならば然るべき措置を取るべきではないかと考えます。
私が以前に勤めていた新宿にある歴史ある飲食店で、皇后美智子様が来店されたことがあるのですが、ものものしい警備の下準備などが事前に行われました。少しの移動でも大警備団が周りを固める体制です。もちろん必要があるからこその警備配置なのですが、何日も連続でそのような環境にいると、負担が大きいのではないかと感じました。法的な問題は山積でしょうが、まずは議論を始める段階だと思います。

(ナカモト)

国事行為・・・憲法上、天皇が国事に関して行う形式的・儀礼的行為。内閣の助言と承認を必要とし、その責任は内閣が負う。法律などの公布、国会の召集、衆議院の解散、一定の官吏の任免の認証、栄典の授与など。正式には、「国事に関する行為」という。