2016年8月4日

8月4日 日本の外交、安全保障の課題

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北朝鮮 ノドンを秋田沖に向け発射
3日、北朝鮮は中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられるミサイルを南西部の黄海南道付近から発射し、秋田沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内に初めて弾頭部分を落下させた。日本を標的にできる能力を誇示し、北朝鮮の核・ミサイル問題は新たな段階に突入した。日本は事前に察知できず、安全保障の課題が浮上した。

これまでも北朝鮮の威嚇行動について何度か触れ、北朝鮮は瀬戸際外交でもがいているとしていたのですが、事情が変わってきました。いわゆる200カイリ経済水域(EEZ:排他的経済水域)にミサイルの弾頭が飛んできたことを、日本の防衛システムが察知できなかったのです。そして、ミサイル「ノドン」の射程距離は日本のほぼ全域をカバー。もしも北朝鮮が核弾頭の小型化に成功しているならば、日本に核ミサイルを発射できることになってしまいます。自衛権や自衛軍の議論が再燃しそうですが、私個人の考えとしては軍事力ではなく徹底的な経済制裁で北朝鮮の暴挙を抑え込んで欲しいです。
日本は北朝鮮以外にも竹島で韓国と、尖閣諸島で中国と、北方4島ではロシアと領土問題を抱えていますが、その中で今年の注目はロシアとの関係でしょう。プーチン大統領は12月に来日する可能性があります。ウクライナ問題やドーピング問題、トルコとの戦闘機撃墜事件の確執などロシアは外交上の問題を多く抱えています。ガスパイプラインの敷設などを条件にロシアが歩み寄るかもしれず、安倍首相の手腕が試されるのは間違いありません。

(ナカモト)

排他的経済水域・・・Exclusive Economic Zone; 略称EEZとは、国連海洋法条約に基づいて設定される、天然資源及び自然エネルギーに関する「主権的権利」、並びに人工島・施設の設置、環境保護・保全、海洋科学調査に関する「管轄権」がおよぶ水域のことを指す。