2016年6月13日

6月13日 アメリカ銃規制は実現するか

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フロリダ銃乱射事件 銃規制の見直しが大統領選の争点に
米国史上最悪のフロリダの銃乱射事件は米社会に大きな衝撃を与えた。オバマ米大統領は12日、緊急声明を読み上げ、「テロ行為であり憎悪による行動だ」と非難したうえで、銃規制の必要性を強調。銃規制の是非を巡る議論が再燃し、テロ対策とともに11月の米大統領選で争点になる可能性がある。

50人が死亡するという凄惨な事件が起き、容疑者はフロリダ在住のオマル・マティーンというアメリカ人であると発表されました。このマティーン容疑者は両親がアフガニスタン出身であり、イスラム国への忠誠を誓っていたという情報も流れています。現場に居合わせた人の証言では「無差別に乱射していた」とのことから、犯行への強烈な動機がうかがえます。容疑者は銃撃戦の末に射殺されたため、凶行に及んだ真意は100%解明できないかもしれませんが、イスラム国が犯行声明を出した以上、組織が裏にいることは間違いなさそうです。
今回の事件を受けて、アメリカの銃規制に対する議論が高まるでしょう。私も海外旅行の際に実弾射撃の体験をしたことがありますが、発砲の時の反動や銃声の大きさは想像をはるかに超える衝撃でした。オバマ大統領は銃規制の強化を訴え続けていますが、銃ロビー団体「全米ライフル協会(NRA)」の影響が強い野党・共和党の反対で法制化は見送られてきました。過去、銃という武力により奴隷層が支配されていたのは事実、オバマ大統領にも色々な思いがあるでしょう。共和党も全米ライフル協会の顔色をうかがっている場合ではありません。

(ナカモト)

アメリカ銃規制の困難さ・・・米南部フロリダ州オーランドでの銃乱射は米国史上で最悪だった2007年のバージニア工科大学銃乱射事件の死者32人を上回り、50人の犠牲を出した。米国では銃乱射事件のたびに銃規制強化が争点となるが、反対派は逆にこうした事件こそ「人民の武器保有の権利」を認めた合衆国憲法修正第2条の正しさを証明していると主張。抜本的な規制を難しくしている。