2018年8月30日

8月30日 アルゼンチン、通貨さらに下落 IMFへ追加支援要請 !

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トルコショックによる新興国からの資金流出が南米アルゼンチンの経済を直撃している。マクリ大統領は29日、通貨ペソ防衛などのため国際通貨基金(IMF)に追加支援を求めると発表した。ペソは対ドルで過去最安値を更新し続け、通貨下落に歯止めがかからない状況が続く。2018年の経済成長率はマイナスに転落する見込みで、19年10月に大統領選を控えるマクリ政権は正念場を迎えている。(日本経済新聞より)

為替市場でアルゼンチンやブラジルの通貨下落が続いている。アルゼンチンペソは22日、1ドル=30.2ペソと、対ドルで過去最安値で取引を終えた。ブラジルの通貨レアルも一時1ドル=4.09レアルと、約2年半ぶりの安値を記録。トルコショックを引き金に新興国から資金が流出する中、経済や政治が不安定な国が狙い撃ちされる構図となっている。(永塚)

国際通貨基金・・・略称IMF。1944年7月アメリカのブレトン・ウッズで開催された連合国通貨金融会議で創設が決められたことから、国際復興開発銀行(世界銀行)と並んで、ブレトン・ウッズ金融機関とよばれる国際協力機関。経済の復興と開発のための長期資金を供与する国際復興開発銀行に対して、為替(かわせ)相場の安定のために、中短期資金を供与するという役割分担がなされている。国際連合と「連携協定」を締結した国連の専門機関の一つであり、1945年12月の協定発効を経て、1947年3月に当初加盟国29か国で業務を開始した。