- 2017年11月20日
【尾山塾】逆境を笑い飛ばせ!
■人物紹介:尾山 尚氏
外車ディーラー、不動産デベロッパーで営業職を処し、「引きの営業」という独自のスタイルを確立しトップセールスとなる。かつては竹刀片手に社員から恐れられていたが、現在の右手に竹刀は無く、代わりにウクレレをつま弾き営業部を練り歩くという。ゼロ営業マンは曲と共に尾山氏と歌う羽目になるため、ウクレレの音が流れるや否や営業部は突然忙しそうに活気付くとか・・・そんなかたわら、MBA取得のため大学院に通うなどパワフルに日々を処し、ホトケの尾山として部下の育成に力を注いでいる。
Q. 尾山さんこんにちは。私は国内大手自動車メーカーの販売店を任されているマネジャーです。これまで店舗の販売実績が評価されてボーナスなども優遇されていました。ところが今年、工場で不正があった問題のあとに受注キャンセルが相次ぎ、予算達成が不透明になっています。営業現場でも苦戦することが増えました。何とか悪い状況を巻き返すことが出来たお客様には感謝していますが、このままでは予算未達になりかねません。尾山さんならば周りのトラブルのせいで状況が悪くなった場合に、どのように克服するのかヒントをいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
45歳 井出(仮名)
井出さん
初めまして、尾山です。
さて、自分は悪くないのに仕事上の逆境に陥ったという事について
どうすれば良いかと言う事ですかね。
お答えします。
井出さんは国内大手の自動車販売の店を任されているプロフェッショナルですよね。
仮に、井出さんがプロ野球の選手だったらと考えてみて下さい。どちらも同じ、プロフェッショナル。
自分が悪くないのにチームメイトがボケたプレーで点を取られた、
更に雨が降ったり、風が吹いたり、暑かったり寒かったり。
悪天候の試合で 「ふざけんなよ!俺、悪くないのになんで・・・」
気持ちは分かりますが、そこで腐ってもパフォーマンスは発揮出来ないんじゃね?
プロフェッショナルなら晴天の試合と雨や負けてる試合では戦い方が違うんじゃねえかな?
目の前の逆境が自分のせいだと頭を抱え納得し、他人のせいだとふてくされ、ぼやく、
そんな事を議論するのは意味がないと思うんよ(笑)
納得できないかも知れませんが、テレビや新聞で騒いでいる井出さんの業界の不祥事は
むしろラッキーな事だと考えるべきだね(笑)
何故か、その渦中は向かい風であり、修羅の巷を見る事でしょう。
それでも踏ん張ったあかつきには、井出さんの中の秘めた可能性が全開に開いている事は間違いないからね。
是非、逆境を楽しんで頂きたい。
尾山 拝
■編集より
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