fbpx
2017年5月25日

あなたは不動産屋で働く理由をカッコよく説明できますか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

世の中には2種類の営業マンがいます。それは「普通の営業マン」と「カッコいい営業マン」です。

「普通の営業マン」はよく悪くも普通。いつも誰かと似ていて、いわば他業種の営業マンともほぼ同じ。まあ、いわゆる「よくいる人」ということです。

でも「カッコいい営業マン」は違う。たいていいつもカッコいい。顔がカッコいいとかスタイルがいいとか、そういうことではなく、とにかく働き方がカッコいいんです。例を挙げると、合コンや取引先などでよくされるこの質問。

「なんで不動産の営業をやってるの?」

これです。この答え、カッコよく言えますか??

ちなみにあなたはいつもどう答えていますか?まさか入社のきっかけとか、誰かに紹介されたとか、普通に思い出を語ったりしてませんか?そんなの絶対ダメですよ。まさに時間の無駄。プラスにもマイナスにもならない空気みたいな無意味な回答。そんな答え方をしても、相手は「へー」って言ってはくれますが、20秒後には忘れてます。興味ないから。

そこで今回は、取引先や合コンで「不動産屋をやる理由」を聞かれた時の「カッコいい返答方法」をお教えします。

カッコいい不動産屋で働く理由とは?

「なんで不動産の営業をやってるの?」への回答、それはズバリ、「日本人だからじゃないかな?」です。きっと相手は「え?」ってなると思いますが、それでOKです。ちゃんとそこからビシッと決めてやりましょう。

日本人にとって不動産とは?

時代は変われど

まず、日本の歴史は、不動産の歴史って言ってもいいぐらいいつも誰がどの土地を納めたってことがいつも焦点にあるんです!もともと農耕民族だった私たち日本人は、自分で土地を持って自分たちで管理し、暮らしているスタイルでした。それなのに・・・

公地公民制

公家のもの

今から1400年前の飛鳥時代辺りから、土地は全部天皇のもの!っていう制度ができてしまい、みんなブーブー文句を言い、土地を放棄する人たちがたくさん出て、あちこちの土地が荒廃したそうです。そして・・・

三世一身法

耕せど

723年に自らの力で開墾したものは自分、子、孫の三世代まで土地の私有を認めるという法律ができるのですが、結局その土地は国に取られてしまうという結論がどうしてもみんな納得いかず、結局うまくいかず。そこで・・・

墾田永年私財法

耕すほどに

三世一身法から20年、ついに土地の私有を完全に認めるというこの制度が施行されます。これによって、お金持ちたちが飛びつくようにあっという間に土地確保に図るという状態になり、日本全体が大デベロッパー時代になりました!

自分の土地は自分で守る!

一所懸命

こうして自分たちのものになった土地は、国の関与が及ばない土地であることから基本的に守ってくれるものも無いという状態で存在することになります。こうして土地は自分たちで守るしかないという考えが非常に強くなり、自ら武装していくことになります。これが「侍」で、ここから「武士」の時代となり、それは究極的に、比較的温厚とされる日本人が土地の所有権をめぐって殺し合いを全国で行う「戦国時代」でその土地所有欲が頂点を迎えます。

その後、家康によって土地は農民のものとして扱われるようになっていましたが、「田畑売買の禁令」や「分地制限令」により土地の売買は自由にはならず、明治時代になって今の現行制度に近い形になります。

日本人はみんな不動産好きの血が流れている!

こうして見てみてもわかるように、日本の歴史は「土地は誰のものなのか」というだけで基本的に語れてしまうんです。もともと国土に対し、人が住める環境が少ない分、必死で自分の土地を確保するために人生を費やしてきた人たちの子孫なのです、私たちは!

まとめ

いかがでしょうか?結論ですが、「なんで不動産屋の営業をやってるの?」と聞かれた時答え方は色々だと思いますが、日本人は血筋的に不動産が好きで、その不動産を学ぶ度に自分たちのルーツが見えること、そして、この先もそういう歴史は続いて行くこと、などをまとめて語れるようになったら、間違いなく、「あ、この人なんか違うな」という価値を提供できるようになるんですね!

これからも、イズムの尾山直伝カッコいい不動産屋になる方法!ちょくちょく更新していきたいと思います!